昨日ヒルフェでの最後の理事会を終えて、事務所に戻り、昼食後13時半過ぎから観戦した名人戦第5局は、後手の藤井竜王(20)が勝って対戦成績4勝1敗で初の名人を獲得、タイトル挑戦の失敗も失冠もない「無傷」の七冠となりました。
20歳10カ月での獲得は、1983年(昭58)に谷川浩司現九段(61)が達成した21歳2カ月の最年少記録を40年ぶりに更新し、七冠達成も羽生善治現九段(52)が96年2月に達成した25歳4カ月を上回りました。
従って、藤井七冠のあと残すところは、史上初の全八冠制覇、羽生九段の持つ通算タイトル99期となりました。